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頭文字D Arcade Stage 
<セガ・ロッソ森さんインタビュー>
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    車好きのプログラマー!セガ・ロッソ 森さん

    これから、中級・上級・超上級コースを紹介していく上で要チェックな人物にインタビュー。
    車への熱い想いと『頭文字D Arcade Stage』にこめた想いを語ってもらった。
    森さんの華麗なドライビングテクニックはこれから紹介していくので乞うご期待!!

森 一浩(もり かずひろ)
セガ・ロッソ プログラマー

1990年、ナムコに入社。『ウイニングラン』『リッジレーサー』シリーズ等を担当し、1997年に(株)SEGAのAM研究開発本部分室(現セガ・ロッソ)へ。入社した初日がちょうど『セガラリー2』チームの立ち上げで、ナチュラルにそのチームに配属され、当たり前のように「1週間後にモナコ出張に行ってくれ!」と言われ、気がつけば1週間後にはモナコの地に立っていた。「右も左も分からないのに海外出張・・・すごい会社だな〜。」というのがSEGAの第一印象。


 天職〜なるべくしてなった〜
森さんは幼少時代から、すべての車の最高速度等のデータを覚えていた「スーパーカーおたく」であると同時に、インベーダー・ギャラクシアン・パックマン等々に夢中になった「ゲーム博士」でもあった。ゲームセンターに食料を持ち込み、1コインでず〜っと遊んでいたタイプ。大学時代には免許を取って、実際の車に乗ることに夢中になり、ゲームでは『ウイニングラン』にはまった。そして、大学卒業後にゲーム会社に入社してドライブゲームを担当。子供の頃から好きなことをそのまま仕事に生かしているのである。

 森さんの車の変遷
シルビア (角目四灯)
免許を取りたてのくせに雪の上を走り、立ち往生。(in 北海道)
 
RX−7 FC 3S (白)

※『頭文字D』では高橋涼介がのっている。
※この時代が一番無茶をしていた。
 

RX−7 FD 3S (黒)

※『頭文字D』では高橋啓介が乗っている。

 

フェラーリ 348tb (赤)

「フェラーリは『走る壺』ですよ。見るだけなんです・・・。」と微笑む森さん。

会社には毎日自転車通勤。
※愛車(自転車)にはウマのマークはない。
その代わりに?セナのマークがある。


 デスクワークが苦手なプログラマーの仕事っぷり
これがいつもの森さんのプレイスタイル。目がチカチカするのでサングラスは必需品。手には指先を切ったタイプのグローブを着用。すぐに隣のPCのキーボードを打つことができるから便利なのだ。


森さんはデスクワークは苦手だけど車に関わっていられれば座っていても平気。しかし、疲れると散歩に出かけたり、フロアをウロウロして他の人のジャマ(?)をしているそう。「森さん、いっつもウロウロしてて全然席にいな〜い」(広報担当:れなっち談)どうやら事実のようだ。

ドライビングのチェックで一番ツライのは『背中が熱い』こと。MY扇風機を用意することもしばしば。

左の写真のようなスタイルでドライビングをチェックする。「筐体→PC→筐体→PC・・・の繰り返しで結構内ももの筋肉がつくんですよ!」



 『頭文字D Arcade Stage』 について


−−−企画で『頭文字D』の企画が浮上した時はいかがでしたか?

もう二つ返事で「いいんじゃない? やりますかっ!!」て感じだった。実は学生時代、ガソリンスタンドでバイトしていて、「自分の車を見ながら仕事ができるなんてそんな恵まれた環境はない!」って思ってましたからね。だから『頭文字D』の登場人物たちの気持ちはよ〜く分かるんですよ。

−−−1番苦労したことは?

とにかく開発期間が短かったこと。この短い時間でどこまでできるか?っていう開発期間との戦いでしたね。その中でどこまで『頭文字Dらしさ』を追求できるかに挑戦しました。溝落とし、フェイントができないと『頭文字D』じゃないだろうっ!!って。でも正直言って、まだまだ熟成したいポイントはたくさんありますよ。

−−−ゲームセンターで大好評ですが、ご自分ではどこがよかったと思いますか?

1. とにかく『頭文字D』の世界がお客様をひきつける。
2. ユーザーがわれわれの意図したステップを着実に進んでくれている。

−−−意図したステップとは?

初級コースの『妙義』は ブレーキを使わずにプレイできるので、そこで自分で車のをコントロールできる感覚をつかんでもらって、そこからレベルアップしていくステップ。

<コース>
<ステップアップのポイント>
妙義 ステアリングとアクセルコントロール
碓井 ブレーキングとフェイント
秋名 溝落とし
八方ヶ原 究極のステアリングワークとフェイント

−−−こだわったポイントはどこですか?

世の中にあるドライブゲームは(仕事柄こんなにドライブゲームをやりこんでいる)僕がやっても結構難しいんです。だから、一般の人にはもっと難しい。要するにそのゲームをやりこんだ人だけが上手くなれる状態。でも本当は実際の車の運転はもっと簡単なんです。だから、免許さえあれば老若男女を問わずにできる実車の運転の感覚のようにしたくて『いい意味での簡単さ』を追求したんです。でも実車であんな大胆にハンドルを切るのは絶対不可能・・・でもゲームではできる・・・そこは『ゲームの醍醐味』を生かしました。リアルであるかどうかは実はどうでもよくて『リアルに感じること』が大事だと思うんです。

 


 森さんのデスク  

これが今の愛車『フェラーリ 348』のミニカー発見!その他にも車に関するグッズが満載。

机の上に何故かそろばんが・・・。「アナログなプログラマーですから、たまに計算で使うんですよ。」(本人談)


*実際のゲーム画面とは異なる場合がございますので御了承ください。

原作:しげの秀一「頭文字D」(講談社刊「ヤングマガジン」連載)
(C)しげの秀一/講談社
(C)SEGA, 2002
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